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欠点をもうひとつ見つけたので追記しました
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nekketsuuu
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しかし map として受け取ってしまうと、折角の型システムの恩恵を受けられません。不正な値があったとしても unmarshal 時に弾くことができません。たとえば map[string]interface{} として unmarshal すると、string が想定されているキーに int が書かれていたとしてもエラーになりません。map[string]string として unmarshal すると、int や struct など string 以外が想定されているキーがあると対応できません。

  • 不正な値があったとしても unmarshal 時に弾くことができません。たとえば map[string]interface{} として unmarshal すると、string が想定されているキーに int が書かれていたとしてもエラーになりません。map[string]string として unmarshal すると、int や struct など string 以外が想定されているキーがあると対応できません。
  • また、JSON の形を型によって一箇所にまとめて管理するのも難しくなります。

同じ理由で、interface{} として unmarshal し、使うときに型アサーションするのもやや微妙です。(ゆる

ゆるふわに unmarshal したいときは逆に map や interface{} は便利でしょうが、今回はしっかり見てあげたいです。なおこの方向性だと型アサーション相当のことを良い感じに裏でやってくれる dproxyjsonpointer というライブラリが知られており、これはこれで便利そうです。)

しかし map として受け取ってしまうと、折角の型システムの恩恵を受けられません。不正な値があったとしても unmarshal 時に弾くことができません。たとえば map[string]interface{} として unmarshal すると、string が想定されているキーに int が書かれていたとしてもエラーになりません。map[string]string として unmarshal すると、int や struct など string 以外が想定されているキーがあると対応できません。

同じ理由で、interface{} として unmarshal し、使うときに型アサーションするのもやや微妙です。(ゆるふわに unmarshal したいときは逆に interface{} は便利でしょうが、今回はしっかり見てあげたいです。なおこの方向性だと型アサーション相当のことを良い感じに裏でやってくれる dproxyjsonpointer というライブラリが知られており、これはこれで便利そうです。)

しかし map として受け取ってしまうと、折角の型システムの恩恵を受けられません

  • 不正な値があったとしても unmarshal 時に弾くことができません。たとえば map[string]interface{} として unmarshal すると、string が想定されているキーに int が書かれていたとしてもエラーになりません。map[string]string として unmarshal すると、int や struct など string 以外が想定されているキーがあると対応できません。
  • また、JSON の形を型によって一箇所にまとめて管理するのも難しくなります。

同じ理由で、interface{} として unmarshal し、使うときに型アサーションするのもやや微妙です

ゆるふわに unmarshal したいときは逆に map や interface{} は便利でしょうが、今回はしっかり見てあげたいです。なおこの方向性だと型アサーション相当のことを良い感じに裏でやってくれる dproxyjsonpointer というライブラリが知られており、これはこれで便利そうです

dproxy と jsonpointer について追記しました
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nekketsuuu
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同じ理由で、interface{} として unmarshal し、使うときに型アサーションするのもやや微妙です。(ゆるふわに unmarshal したいときは逆に interface{} は便利でしょうが、今回はしっかり見てあげたいです。なおこの方向性だと型アサーション相当のことを良い感じに裏でやってくれる dproxyjsonpointer というライブラリが知られており、これはこれで便利そうです。)

使うたびに unmarshal するのではなく、一度 unmarshal すればその後 unmarshal しなくてよい方法が良いです。また可能な限り型の恩恵を受けたいたく、かつ最初の unmarshal 時にエラーが分かると嬉しいです。

同じ理由で、interface{} として unmarshal し、使うときに型アサーションするのもやや微妙です。(ゆるふわに unmarshal したいときは逆に interface{} は便利でしょうが、今回はしっかり見てあげたいです。)

使うたびに unmarshal するのではなく、一度 unmarshal すればその後 unmarshal しなくてよい方法が良いです。また可能な限り型の恩恵を受けたいです。

同じ理由で、interface{} として unmarshal し、使うときに型アサーションするのもやや微妙です。(ゆるふわに unmarshal したいときは逆に interface{} は便利でしょうが、今回はしっかり見てあげたいです。なおこの方向性だと型アサーション相当のことを良い感じに裏でやってくれる dproxyjsonpointer というライブラリが知られており、これはこれで便利そうです。)

使うたびに unmarshal するのではなく、一度 unmarshal すればその後 unmarshal しなくてよい方法が良いです。また可能な限り型の恩恵を受けたく、かつ最初の unmarshal 時にエラーが分かると嬉しいです。

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タグによって動的に形が変わる JSON を Go で一括 unmarshal し、値を保持したい

動的に形が変わる JSON

JSON 中の特定のキーの値などに対応してそれ以外のキーの形が変わるという決まりをもった JSON を考えます。たとえば次のようなものです:

Externally Tagged

[
    {"RGB": {"R": 98, "G": 218, "B": 255}},
    {"YCbCr": {"Y": 255, "Cb": 0, "Cr": -10}}
]

Internally Tagged

[
    {"Space": "RGB", "R": 98, "G": 218, "B": 255},
    {"Space": "YCbCr", "Y": 255, "Cb": 0, "Cr": -10}
]

Adjacently Tagged

[
    {"Space": "RGB", "Point": {"R": 98, "G": 218, "B": 255}},
    {"Space": "YCbCr", "Point": {"Y": 255, "Cb": 0, "Cr": -10}}
]

※ "○○ Tagged" という言い方は Rust の serde のドキュメントから借用しました。

このように、特定の値に依存して型が変わるような JSON を Go で unmarshal したい、というのがこの質問の本題です。

json.RawMessage

このような JSON を unmarshal するための仕組みのひとつとして、encoding/json には json.RawMessage という型があります。これは unmarshal する前の生の文字列を保持することで unmarshal を遅延させ、使うときになって必要に応じて unmarshal させる、という使われ方が想定されているものです。

Adjacently tagged な場合の具体的なソースコードがドキュメントに書かれています。タグと RawMessage の組として一度 unmarshal し、その後タグで switch して RawMessage を unmarshal するというものです。

Internally tagged の場合も、たとえば一度タグだけ unmarshal し、その値で switch して再度全体を unmarshal するという流れで書けます。サンプルコードはこんな感じです。全体を 2 回 unmarshal しているのが微妙ではあります。

このように json.RawMessage を使った場合のつらいところが、RawMessage としてデータを取り回していると使うたびに unmarshal する必要があるところです。可能であれば、一度 unmarshal すれば後は unmarshal せずデータが使い回せるように書きたいです。

map

スタック・オーバーフローの既存の質問では、map として unmarshal するものも見当たりました。

しかし map として受け取ってしまうと、折角の型システムの恩恵を受けられません。不正な値があったとしても unmarshal 時に弾くことができません。たとえば map[string]interface{} として unmarshal すると、string が想定されているキーに int が書かれていたとしてもエラーになりません。map[string]string として unmarshal すると、int や struct など string 以外が想定されているキーがあると対応できません。

同じ理由で、interface{} として unmarshal し、使うときに型アサーションするのもやや微妙です。(ゆるふわに unmarshal したいときは逆に interface{} は便利でしょうが、今回はしっかり見てあげたいです。)

質問

タグに依存して動的に形が変わるような JSON を、上手く unmarshal する方法はあるでしょうか?

使うたびに unmarshal するのではなく、一度 unmarshal すればその後 unmarshal しなくてよい方法が良いです。また、可能な限り型の恩恵を受けたいです。

環境: Go 1.14