コメントで紹介した記事と、さらにその前段記事の組み合わせで動作させられるようです。
確認したわけでは無いのと2年前の記事なので変わっているかもしれないので、これらを参考に試してみてください。
ポイントになりそうなところを抜粋しておきます。詳細は記事を参照してください。
Desktop Bridge のアプリで UWP から同じパッケージ内の exe を起動する方法
プロジェクトの設定
LaunchApp プロジェクトのアプリケーションの右クリックメニューから参照の追加で、LaunchApp.UWP と LaunchApp.WPF を追加します。
マニフェストへの exe の登録
LaunchApp プロジェクトの Package.appxmanifest を右クリックしてコードの表示をします。
Package タグに以下の xml 名前空間を追加します。
そして、Application タグの下に Extensions タグを以下のように追加します。
ここに登録した exe が起動できます。注意点は1つしか登録できないところですかね。(多分)
UWP から exe の起動
まず、FullTrustProcessLauncher クラスを使うのですが、これはデスクトップデバイスファミリーのみで使えるので参照に追加します。
参照の追加で Universal Windows → 拡張 の中にある Windows Desktop Extensions for the UWP にチェックを入れます。
exe を起動するきっかけのボタンを MainPage.xaml に置きます。
MainPage.xaml.cs で以下のコードを書きます。
FullTrustProcessLauncher.LaunchFullTrustProcessForCurrentAppAsync() で先ほど定義した Extension の exe が起動します。
DesktopBridge アプリで UWP アプリと Win32 アプリの連携方法
起動は出来たら次したいことは連携ですよね。ということでしてみましょう。
仕組み
UWP の AppService を使ってやるのがお勧めです。
アプリ サービスと拡張機能の使用
UWP 側で AppService を作っておいて、それを介して WPF などの Win32 アプリと UWP のアプリが連携するようにします。 なのでこんな感じで動くような雰囲気ですね。
- UWP アプリ起動
- Win32 アプリ起動
- Win32 アプリから AppService へ接続
- UWP アプリ側で AppService が起動する
- 接続を介してやり取り
私が最後に UWP を勉強したときは別プロセスで AppService が起動してたような気がするのですが最近は UWP アプリと同じプロセスで可能になっててびっくりしました。
ホスト アプリと同じプロセスで実行するようにアプリ サービスを変換する
App.xaml.cs の編集
WPF 側の実装
あとは MainWindow でクリックされたときに AppServiceConnection を作って繋ぎに行ってます。
コード
プロジェクトは GitHub に公開しています。GitHub のほうのコードは、ここでのコードをちょっと改造して UWP -> WPF 方向の通信も追加しています。
runceel/DesktopBridgeAppService