C++20で範囲ライブラリが導入されます。これを使うとnekketsuuuさんの
例として「与えられた
std::vector<int>
から 5 未満の要素を抜き出し 3 を足す」という操作を考えてみましょう。
は次のように書けます。 wandbox
std::vector<int> v{ 0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9 };
auto u = v
| ranges::view::filter([](auto x) { return x < 5; })
| ranges::view::transform([](auto x) { return x + 3; })
| ranges::to<std::vector<int>>;
C++言語でも関数型プログラミングのような記述ができるようになります。
C++23 でstd::ranges::to
が導入されるので実装の早いコンパイラーであれば現時点でも
std::vector v{ 0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9 };
auto u = v
| std::ranges::views::filter([](auto x) { return x < 5; })
| std::ranges::views::transform([](auto x) { return x + 3; })
| std::ranges::to<std::vector>();
と書けるようになっています。