コンパイル済みのライブラリを取り込むときは externals
に入れるのが良いと思います。
externals
フォルダ以下に xxx
というディレクトリを新規作成して、そこにライブラリ(libxxx.a
)とヘッダファイル(xxx.h
)を置きます。xxx
は適当に読み替えてください。
spresense/externals/xxx
|-- Kconfig
|-- LibIncludes.mk
|-- LibTarget.mk
|-- libxxx.a
`-- xxx.h
Kconfig, LibIncludes.mk, LibTarget.mk ファイルを用意して、それぞれ以下のように書きます。
■ Kconfig
config EXTERNALS_XXX
bool "XXX Library"
default n
■ LibIncludes.mk
ifeq ($(CONFIG_EXTERNALS_XXX),y)
CFLAGS += ${shell $(INCDIR) $(INCDIROPT) "$(CC)" "$(SDKDIR)/../externals/xxx"}
CXXFLAGS += ${shell $(INCDIR) $(INCDIROPT) "$(CC)" "$(SDKDIR)/../externals/xxx"}
endif
■ LibTarget.mk
ifeq ($(CONFIG_EXTERNALS_XXX),y)
EXTLIBS += lib$(DELIM)libxxx$(LIBEXT)
XXXDIRS += $(EXTERNAL_DIR)$(DELIM)xxx
endif
lib$(DELIM)libxxx$(LIBEXT): $(XXXDIRS)$(DELIM)libxxx$(LIBEXT)
$(Q) install $< $@
SDK Configuration で Externals -> XXX Library を選択して CONFIG_EXTERNALS_XXX を有効にしておきます。そうすれば、例えば、hello_main.c へ #include <xxx.h>#include <xxx.h>
を追加して libxxx.a の関数を呼び出すことが可能になります。
これら externals/mqtt
を参考にしてみました。