力技ですが、そのコマンドがインストールされている環境に移ったあと、インストール済パッケージ一覧を pip list
で出力し、それぞれのパッケージについての情報を pip show
から取得し、その中からバイナリの名前を検索することで、どのパッケージからインストールされたものなのか逆引きできそうです。
たとえば Unix 系環境なら JRD さんのこの回答で示されているように、pip list
の結果を head
/ tail
で整形した後 cut
でパッケージ名だけ取り出し、xargs
でそれぞれを pip show
に渡し、結果を grep
するというやり方が使えます。(pip のバージョンによってただし古い pip では pip list
の出力が変わるので、適宜調整する必要があります)。まず pip list
の結果を確認してください。
pip list | tail +3 | cut -d" " -f1 | xargs pip show -f | grep "ファイル名"
補足: pip show
で表示される情報のうち、Files にはインストールされるファイルの情報が含まれています。これは PEP 376 で定められている RECORD の情報 か、egg-info の installed-files.txt の情報です。