ブラウザーがどのようにキャッシュするかは、ブラウザーの設定とHTTPレスポンスヘッダーによって決まります。
一般的にはHTTPレスポンスヘッダーよりもブラウザーの設定が優先します。例えばシークレットモードするとウィンドウを閉じるとキャッシュは削除されてしまいます。
ブラウザーの設定は、既定では自動モードになっているので、通常はHTTPレスポンスヘッダーによってどのようにキャッシュするかが決まります。GitHub Pages の場合は、HTTPレスポンスヘッダーをブラウザーで調べると以下のようになっていました。
cache-control max-age=600
date Mon, 06 Aug 2018 09:15:03 GMT
expires Mon, 06 Aug 2018 08:07:43 GMT
キャシュされる時間は、max-age=600
となっているので600秒(10分)です。また、expires
(有効期限)が過去に設定されているので、キャッシュされていても更新の確認が行われます。なお、HTTPキャシュの詳しい説明はMDNの該当のページをみてください。
一般的にはmax-age
を大きくすればキャッシュの時間を延長(推奨は1年まで)できるのですが、GitHub Pages で長くできるかというと、その設定HTTP ヘッダーを変更する機能がないので変更できないようです。(参考 英語版 Github pages, HTTP headers)
最近のブラウザー(IE11を除く)では、HTTPキャッシュ以外にサービスワーカーを使うことでファイルをでもキャッシュをすることができます。サービスワーカーを使えば、単にキャッシュするだけでなくオフラインでも動作させることができるようになったりキャッシュの仕方を細かく設定できるので、HTTPキャッシュよりも機能的にはずっと上になります。JavaScriptでscriptを書く必要がありますが、GitHubHTTPSに対応しているWebサーバーであればいいので GitHub Pages でも使え使うことができます。慣れてきたら、サービスワーカーを勉強するといいすればいいと思います。