開発対象のソフトウェアの仕様次第だと思います。
ある例外が発生したときに、
- ユーザにエラーメッセージを見せ、対処を促す(ファイルの場所が間違っているから見直せ、とか)
- 内部で代替処理を実行して処理を継続する(ファイルが無いので新しく作る、とか)
のように、「その例外が起きてもどうにか動かす」つもりであるならば、個別にtry-catchで捕まえて、エラー表示なり代替処理などを組み込みます。
このとき、エラー表示や代替処理を実装すべきレイヤーまでthrowsして伝搬するのはアリですが、場合によっては、そのレイヤーにふさわしい例外クラスを定義して、ラップして再throwするのも良いです(throwsも使う)。
そうではなく、そもそもそのような例外が発生する使い方を想定しない(サポートしない)のであれば、try-catchで捕まえた上で、RuntimeException
などでラップして再throwです(throwsは使わない)。
この「想定外のエラー」は、ソフトウェアのどこか一箇所で集約処理します。try-catchでもいいし、フレームワークを使っているなら、何らかの例外集約機構があるでしょう。
「想定外のエラー」に対してできることは、ソフトウェアの処理を安全に停止させ、デバッグ用のログなどを吐き出すぐらいだと思います。
最後に、ユーザに対して「なんかおかしなことが起きたから、開発者に連絡ください」とか表示するのが良いでしょうね。