alphaさんの説明を読んでもう少し調べました。
char buffer[] = { '0', '\0', '1', '2', '3', '\0' };
double d;
snscanf(buffer, std::size(buffer), "%lf", &d);
とやると"0\0"
を通り越して"123"
をパースしてしまうようです。
この問題が発生するのはscanf()
系の中でもバッファーサイズを指定するsnバージョンのようです。バッファーサイズを指定しないsscanf()
などでは"0\0"
で停止するため発生しませんでした。
DDX_Text()
がテンプレート関数やインライン関数であればsnscanf()
などを再定義する回避策もありましたがそうもいかないようで、DDX_Text()
を直接再定義するくらいしか手はなさそうです。
bug in _sntscanf_sにてバグ報告がなされており、Windows 10 Build 10576で修正されていることを確認しました。(Windowsに含まれているDLLを使用する必要があるためMulti-threaded DLLでリリースビルドを行う必要があります。デバッグビルドではVS付属のDLLを使ってしまいます。)
今後、Windows UpdateでDLLの更新、VS2015 Update1等でDebug DLLやソースコードの更新が行われるものと思われます。