再帰とパターンマッチの話なのかなと思います。
公式ドキュメントで該当しそうなのは↓の辺りになりそうです。
Elixirについて知っているわけではないのでより良い書き方があるかも知れませんが:
defmodule Test do
def func([], []), do: []
def func([h1 | t1], [h2 | t2]), do: [func(h1, h2) | func(t1, t2)]
def func(input1, input2), do: input1 * input2
end
# 例1:
ex1 = Test.func([1], [2])
# => [2] ←コンソールに上記プログラムで処理した後のリストを表示したいです。
IO.inspect(ex1, charlists: :as_lists)
# 例2:
ex2 = Test.func([[1, 2, [[2]]]], [[3, 2, [[4]]]])
# => [[3, 4, [[8]]]] ←コンソールに上記プログラムで処理した後のリストを表示したいです。
IO.inspect(ex2, charlists: :as_lists)
(paiza.io)
2つのリスト
l1 = [2]
l2 = [3]
が在るとき、リストのままだと掛け算
l1 * l2
できないので、一旦パターンマッチで数値に分解
[i1] = l1
[i2] = l2
した上で計算し
r = i1 * i2
てから元に戻す
[r]
というのが基本の考え方です。
実際の入力値となっているリストは上の例のように要素が1つではなく、また要素がリストだったりもするので、その部分を再帰的に処理している、というのが最初に書いたコードになります。
質問コード中の
item1 = hd input1
は、回答コード中では
[item1|tail] = input1
となっています。
(item1
以外の部分(tail
)も使うので)
例1についてのみ考えるのであれば、再帰が不要なので、
出力をどう書けばコンソールにリストのまま表示されるかわからない。
の部分を
IO.inspect([result], charlists: :as_list)
とすれば良いでしょう。
(「リストのまま」というわけではなく、分解したリストを再構築しています)
(追記: コメントでの質問について)
リストを入力に受けて、一番左の要素(head)とそれ以外の要素のリスト(tail)に分ける、そしてtailを次の入力にする、という再帰処理しています。
このとき、要素数が1のリストを入力に受けると、tailは要素数が0の空リストになります。
この空リストが次の入力になりますが、その時の処理を定義しているのが
def func([], []), do: []
の部分になります。
考え方はこちらと同じなので、私の説明が分かりにくければそちらも参照してみてください。