https://kikakurui.com/x3/X3010-2003-01.html
によると幅指定整数型と右シフト演算は以下のように規定されていました。
6.5.7 ビット単位のシフト演算子
E1>>E2の結果は,E1をE2ビット分右にシフトした値とする。
E1が符号無し整数型をもつ場合,又はE1が符号付き整数型と非負の値をもつ場合,結果の値は,E1/2E2の商の整数部分とする。
E1が符号付き整数型と負の値をもつ場合,結果の値は処理系定義とする。7.18.1.1 幅指定整数型
型定義名intN̲tは,Nビットの幅をもち,詰め物ビットがなく,2の補数で表現される,符号付き整数型を示す。
したがって,int8̲tは,厳密に8ビットの幅をもつ符号付き整数型を表す。
そこで符号bitの取り出しに下記のようなコードを作成しましたが、幅指定整数型が定義される処理系に限定して、このコードの移植性に問題はあるでしょうか?
#include <stdio.h>
#include <stdint.h>
int main()
{
int32_t i = -10;
if (i >> 31)
puts("OK");
}
仮に、右シフトの実装が算術シフト、または論理シフトに限られ、純粋2進表現における2の補数が必ず最上位bitを符号bitとして扱うのであれば問題なく動くような気がしています。
https://www.jpcert.or.jp/sc-rules/c-int13-c.html
によると、
右シフト演算は算術(signed)シフトあるいは論理(unsigned)シフトのいずれかで実装される。
となっていますが・・・
符号bitが変なところにあったり算術シフト、論理シフト以外が使われる可能性はあるでしょうか?
その他問題点があればご指摘いただきたいです。