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以下にサンプルプログラムがあります。
https://github.com/Nao05215/WpfTest.git

WorkerクラスのMessageプロパティに対してViewModelクラスで以下のように
ReadOnlyReactivePorpertySlimに変換して公開しています。

Message = _Worker
    .ObserveProperty(x => x.Message)
    .ToReadOnlyReactivePropertySlim();

そしてWorkerクラスから非UIスレッド上でMessageプロパティが変更されます。

_Task = Task.Run(() =>
            {
                int i = 0;
                while (true)
                {
                    try
                    {
                        Trace.Write($"TID : {Thread.CurrentThread.ManagedThreadId}\n");
                        Message = $"Number: {i++}";
                    }
                    catch(Exception e)
                    {
                        Trace.WriteLine(e.Message);
                    }
                    Thread.Sleep(100);
                }
            });

この場合、Messageへの代入の時に例外が出ると想定していたのですが
問題なく代入でき、UI上でも値が更新されます。
ReactivePropertyには自動ディスパッチ機能があると思いますが
ReadOnlyReactivePropertySlimにはそのような機能が無いものと思っています。

UI スレッドへのイベントの自動ディスパッチ (Slim には無い機能)

なぜ、非UIスレッドからのプロパティ変更が出来ているのでしょうか。

1 件の回答 1

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WPFはINotifyPropertyChanged.PropertyChangedイベントをメインスレッド(UIスレッド)に自動的にディスパッチしてくれるようになっているため、バインディングソースをサブスレッド(非UIスレッド)で直接操作しても、問題なく動作するようになっています。
ただしSilverlightやUWP (WinRT) ではそういった仕組みがないため、UIスレッドにディスパッチする処理をアプリケーションサイドで記述する必要があります。

その他、WPF 4.5以降では、BindingOperations.EnableCollectionSynchronization()メソッドを使用することで、バインディングソースに指定したコレクションをサブスレッドで直接操作することもできるようになっています。こちらもSilverlightやUWPでは使えません。

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