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実行環境:
Windows 10
Oracle Database 19c (Cloud)

大規模な基幹系システムのDBバックアップ/リストア方法について検討しています。
Oracle RMANなどは利用せずダンプのインポート/エクスポートにてDBバックアップを想定しています。

対象のテーブル構造:

  • 500ほどのテーブルが存在し、そのほとんどのテーブルに企業コードを持っている
  • 企業コード = 1 のとき、Aの企業に関するデータ
  • 企業コード = 2 のとき、Bの企業に関するデータ

バックアップ時は企業コードに関係なく「expdp」でDBをまるまるエクスポートしたいと考えています。

そして、今回お聞きしたいのが以下のリストア部分になります。
DBの復元時は企業コードを指定し、コードに関するデータのみ個別に復元させられないかと考えています。

一度、一時テーブルにインポートしてから企業コードごとにインサートし直せば良いとは思うのですが、もっと効率的にできないものかと検討しています。

何かいい手段があればご教授頂けませんでしょうか?

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  • エクスポート時に (すべてのデータではなく) 条件を指定しておく方法ではNGなのでしょうか?
    – cubick
    2020年11月24日 16:49
  • impdpのQUERYオプションを使用すれば条件を指定してインポートできると思います。 2020年11月25日 0:24
  • cubick♦様 投稿の添削、レスありがとうござます。 エクスポートは頻繁に実施するため、出来る限り処理時間を短くしておきたく考えています。 条件を指定してエクスポートするのと全体をエクスポートするのでそこまで変わらないものでしょうか? ちなみに企業コードは10種ほどあり、それぞれ紐づくデータが3000万件ほどあります。
    – chiken
    2020年11月25日 0:29
  • akira ejiri様 ご回答ありがとうございます。QUERYオプションを把握していなかった為、そういうものがあったのかと驚いています。検討してみます。ありがとうございます。
    – chiken
    2020年11月25日 1:49

1 件の回答 1

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impdpにはQUERYオプションがあります。

使用例をリンク先から抜粋:

impdp oracle/oracle \
 DIRECTORY=DMPDIR \
 TABLES=TEST \
 TABLE_EXISTS_ACTION=append \
 QUERY=\"WHERE ID \>= 10\" \
 CONTENT=data_only \
 DUMPFILE=TEST.dmp \
 LOGFILE=TEST_IMP.log

パラメータファイルを使わないと記号のエスケープが必要になる点や、表別名としてKU$を用いるTipsを意識しないと思わぬ結果になりかねない点にご注意ください。

また、DATA_OPTIONSオプションにSKIP_CONSTRAINT_ERRORSを指定することで対応可能かもしれません。
リストア先の企業テーブルを特定の企業コードに絞って配置し、リストアテーブルに企業テーブルの外部キーを作成することで意図的に制約エラーを発生されることができます。

このパラメータを使ったことがないので推測ですが、企業テーブルを書き換えるだけで外部キーをつけた全テーブルが対応可能です。
しかしログがエラーで大変な長さになりそうです。
また素直に考えると全行インサートしてエラーを発生させるこちらよりもQUERYの方が高速と予想されます。

※QUERY使用例のリンク先も、対象が明確な時はQUERYオプションが、そうでない時はDATA_OPTIONSオプションの方が実用的だとまとめています。

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  • payaneco様 ご回答ありがとうございます。 QUERYオプション、DATA_OPTIONSオプションともに知らなかった為、大変参考になりました。リンクまで張って頂き助かりました。 試して検討したいと思います。
    – chiken
    2020年11月25日 2:00

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