ubuntu 20.04 環境を構築したところ、自宅のNASにSMB(CIFS)でアクセスできなくなりました。正確には、ファイル一覧は表示されましたが、読み書きができません。このNASは古いものなので、SMB1プロトコルしか対応していないと思うので、ubuntu 20.04 のデフォルトでSMB1が無効化されたことが原因ではないかと思っています。
https://wiki.ubuntu.com/FocalFossa/ReleaseNotes/Ja を見ると、/etc/samba/smb.conf
を変更する対応策が書かれていますが、これは、Samba 4.11についてで、ubuntuのGUI環境のファイルマネージャの挙動を変更することはできないようでした。そもそもSambaは入れておらず、おそらくgvfsとかfuseでマウントされるのだと思うのですが、ubuntuのファイルマネージャでSMB1プロトコルを有効にして、Windowsファイル共有に接続する方法はあるでしょうか?
(追記:2020-05-11)
smb.confにclient min protocol
の定義を記述したところ、新規ファイルを保存して、ファイルマネージャの表示を更新すると、ファイルであるはずのアイコンがフォルダに化けて、開けなくなってしまいました。NAS内のすべてのファイルがフォルダとして表示されており、ファイルの属性を間違って認識している様子です。そのファイルをWindowsから読み書きはできました。NASは NETGEAR ReadyNAS Pro 2 という機種です。
(追記:2020-06-04)
@taichi-yanagiya さんの回答で解決しました。メディアからインストールした直後の Ubuntu 20.04 は、sambaの不具合のため、NAS上のファイルにアクセスできませんでしたが、apt update
apt upgrade
でパッケージを更新することで、不具合は解消されたようです。