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環境

  • pipenv 2018.11.26
  • python 3.7

質問

pipenv updateコマンドの--dry-runオプションと--outdatedオプションの説明は、どちらも"List out-of-date dependencies."と書かかれていました。

$ pipenv update --help
Usage: pipenv update [OPTIONS] [PACKAGES]...

  Runs lock, then sync.

Options:
  --bare                   Minimal output.
  --outdated               List out-of-date dependencies.
  --dry-run                List out-of-date dependencies.
...

https://pipenv.readthedocs.io/en/latest/#pipenv-update

--dry-runオプションと--outdatedオプションに違いはありますか?
また違いがない場合、どちらを使った方がよいでしょうか?

なんとなくですが、どちらか一方のオプションが古くて、その内「非推奨オプション」になるのかなと思いました。

2 件の回答 2

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回答

pipenv update に限っていえば、 内容は等価であり、片方または両方指定しても同様である、というのが回答になります。また、内容が等価であるため、どちらを選ぶべきというのもなく、好みで良さそうです。

また、今後非推奨になる可能性についてですが、調べた限りそのような内容は見つかりませんでした。一般論として、行儀の良いアプリケーションはcliの操作体系でdeprecatedになる予定があるものは表示しない(が完全に非対応になるまで使用はできる)、またはその旨を併記するものと考えます。このため、近い将来にどちらか一方のオプションが突然使用不可能になる、ということは考えにくいでしょう。

補足

該当する update のcli実装が下記の通りになっており、484-485行目で outdated または dry-run がTrueならoutdatedの操作(List out-of-date dependencies.)を行う、というようになっています。

https://github.com/pypa/pipenv/blob/b5643760e3581ce04df9e96e023e4f46dacf5994/pipenv/cli/command.py#L457-L531

    if not outdated:
        outdated = bool(dry_run)

pipenv/command.py 484-485行目より抜粋

ただし、pipenv update以外のサブコマンドについては、等価ではないようです(--dry-runpipenv clean でも使えるようです)。

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updateと組み合わせた場合は最終的にどちらも同じ実行結果になるのかもしれませんが、
--dry-runはpipenvコマンド以外でもよく使われるオプション名の一つです。

  • --dry-run
    コマンドをシミュレーション実行するが、実際の反映等は行わない(=更新されるパッケージ名の確認)。

  • --outdated
    古くなった(=更新される)パッケージ名を表示する。

@PicoSushiさんの回答にもありますが、pipenv clean --dry-runとした場合には、「何がアンインストールされるのか確認のみ行う」になります。

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