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adb logcatでlogcat.log に特定のパターン(hoge)を持つ行が現われる度に b.sh を実行したいです。
(hogeがある行を検出する部分と、b.shを起動する部分は書いてみたのですが、「検出毎に実行」という部分がかけずにif ???としています)

#!/bin/bash -v
#adb Logcatで、あるエラーログがあった(hoge)ことを検出
adb logcat > logcat.log &
% tail -f logcat.log | grep hoge

#hogeに該当するログがあれば、b.shを起動
if ???
MSG=`./b.sh`
echo $MSG
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    もっと具体的にやりたいこと、自分で解決しようとしてできなかった・わからなかった点を記述してもらえないでしょうか。ほかの質問も同じように要件や不明点や試行錯誤の内容の情報が足りないように見受けられます。
    – fumiyas
    2015年1月24日 16:53

3 件の回答 3

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logcat.log に特定のパターンを持つ行が現われる度に ./b.sh を実行したいということでしょうか。その要件であれば、以下のワンライナーで可能です。

$ tail -f logcat.log |grep hoge |while read; do ./b.sh; done

該当する行を表示したい場合は、読み込んだ該当行をシェル変数に取得して渡します。

$ tail -f logcat.log |grep hoge |while IFS= read -r line; do echo -E "$line"; ./b.sh; done

次の点に注意してください。

  • read 実行時に IFS に空文字列を設定しているのは入力行の行頭と行末の空白文字を維持するためです。
  • read-r オプションは入力行の \ を解釈させないためのものです。
  • echo-E オプションは指定された文字列中の \ を解釈させないためものもです(bash のデフォルトでは不要。zsh のデフォルトでは必要)。
  • echo に渡す $line はダブルクォート " で括ってワード展開(空白文字による区切り)や glob 展開(* などによるファイル名の展開)を防ぐ必要があります。(zsh のデフォルトでは不要)

これらの工夫をしないと該当行が不意に加工されて画面に表示される恐れがあります。

ただし、grep は出力をバッファリングするため、出力に一定量の該当行データが溜まらないと read が受け取れません。grep に該当行を即座に出力させたいときは --line-buffered オプションを指定します。

$ tail -f logcat.log |grep --line-buffered hoge |while IFS= read -r line; do echo -E "$line"; ./b.sh; done

以下はコメントを頂いたので追記。

readecho の工夫が面倒ということであれば、tee を利用します。
コンソール (tty) に出力するだけでよければ、次のように /dev/tty に該当行をコピーすればよでしょう。

$ tail -f logcat.log |grep --line-buffered hoge |tee /dev/tty |while read; do ./b.sh; done

ただし、これだと続けてパイプラインにページャーなど指定してもデータは渡りません。コンソールに直接出力してるからです。たとえば以下の例はページャー less には何もデータは渡りません。

$ tail -f logcat.log |grep --line-buffered hoge |tee /dev/tty |while read; do ./b.sh; done |less

直接コンソールに出力したくないなら、次のようにプロセス置換を利用します。これなら while のコマンドラインのプロセスと標準出力に該当行が渡ります。

$ tail -f logcat.log |grep --line-buffered hoge |tee >(while read; do ./b.sh; done)

これなら続けてパイプラインを構築できます。

$ tail -f logcat.log |grep --line-buffered hoge |tee >(while read; do ./b.sh; done) |less

もしプロセス置換が使えないシェルであれば、次のようにします。

$ (tail -f logcat.log |grep --line-buffered hoge |tee /proc/self/fd/3 |while read; do ./b.sh; done) 3>&1|less
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  • ワンライナーがなるほどと思わせられました。$line を使わない構成で tail -f から直接コンソールへ行出力できる方法はありますか? 私だと | tee > /dev/stderr | でと行儀が悪い感じで妥協してしまいます。 2015年1月24日 15:21
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    tee を利用した例を追記しました。
    – fumiyas
    2015年1月24日 16:09
  • なるほど、 process substitution を使って流れを2つに割った形にすれば良かったんですね。 while を直接受け先にする例は初めて見ました。完全に変数のニーズが消えましたね。この先だいぶ考えるパターンが増やせそうな気がします。ありがとうございます。 2015年1月24日 16:39
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こんな感じでしょうか。

#!/bin/bash

tail -f logcat.log | grep --line-buffered hoge |
while read line; do
    MSG=`./b.sh`
    echo $MSG
done

tail -f logcat.log でリアルタイムに出てきた log を grep して、
while read line で読めたら読めた時に b.sh を実行しています。

grep は出力をバッファリングするようなので、それを抑えるために
--line-buffered を付けています。

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シンプルに、ストリームを受けながらまわす感じにしました。

#!/bin/bash

log_file=logcat.log
pattern_str=hoge
found_script=./b.sh

# $log_file を監視して、マッチすれば、$found_script 起動
tail -f $log_file | while read line
do
   echo "$line"
   [[ $line == *"$pattern_str"* ]] && $found_script
done

スクリプトのテストでは、二つのターミナルを使い、一方から一行づつ打ち込んでください。

Terminal1:

$./logcat_test.sh

Terminal2:

$cat >> logcat.log
1: first
2: second
3: thirhoge
4: forth

Terminal1:

$./logcat_test.sh
1: first
2: second
3: thirhoge
Script "b.sh" is executed!
4: forth

確認できたら、tail -f $log_file のところを、adb logcat にすれば良いです。

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  • (tail -f $log_file)tail -f $log_file echo $($found_script)$found_script で充分かと。
    – fumiyas
    2015年1月24日 14:45
  • 残り括弧修正しま・・・。$($found_script) もないな MSG= の残り。指摘助かります。 2015年1月24日 14:56

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